川崎市川崎区の多摩川河川敷で昨年2月、市立中学1年の男子生徒=当時(13)=が刺殺された事件で、傷害致死の罪に問われた無職少年(18)の第7回公判前整理手続きが7日、横浜地裁で開かれた。近藤宏子裁判長は、少年の初公判を3月2日に指定した。
第2回公判は同3日、第3回公判は同4日、第4回公判は同7日に指定。裁判員裁判で審理される。
起訴状によると、少年は昨年2月20日午前2時ごろから同6時ごろまでの間に、ほかの少年2人と共謀して多摩川河川敷で男子生徒の首をカッターナイフで多数回突き刺して死亡させた、とされる。
事件では、殺人と傷害の罪で起訴されたリーダー格の無職少年(19)の初公判が2月2日に地裁で予定されている。傷害致死罪で起訴されたもう一人の無職少年(18)の公判期日は、現時点で指定されていない。