小中高校生が和太鼓と踊りで競演-。横浜市瀬谷区の横浜隼人中学、高校の和太鼓部員が7日、同区の市立阿久和小学校で演奏を披露した。6年生も太鼓に合わせて舞い、華を添えた。
児童の新年初の登校日に新春らしい催しをと、初めて企画された。
和太鼓部はオリジナル曲を中心に演奏。時折掛け声を入れながら、笛に合わせて力強い音を会場の体育館に響かせた。各パートのソロ演奏も多く、部員は笑顔でそれぞれの見せ場をこなした。
締めくくったのは、和太鼓に乗せた6年生35人の踊り。昨秋の地区文化祭で発表した演目で、息の合った競演に大きな拍手が送られた。
精いっぱい踊りきった男児(12)は「小学校生活のいい思い出になった。一生忘れない」と話し、和太鼓部の男子生徒(13)は「練習通りにうまくできた」と満足そうだった。