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ステッカーで徘徊見守り 早期保護へ厚木市が配布

社会 | 神奈川新聞 | 2016年1月4日(月) 02:00

認知症高齢者の見守りステッカー(厚木市提供)
認知症高齢者の見守りステッカー(厚木市提供)

 厚木市は1月末から、徘徊(はいかい)などの行動障害を持つ認知症高齢者と障害者らの早期発見・保護を目的に「見守りステッカー配布事業」を新たに始める。

 同事業は、現行の徘徊SOSネットワークシステム運営事業に登録した認知症高齢者らの家族に登録番号入りのステッカーを1人10枚配布。徘徊症状が見られる高齢者の靴や普段持ち歩くバッグなどに貼付する。ステッカーは縦1・5センチ、横4センチで、蛍光反射材を使っている。

 例えば、帰り道が分からなくなってしまい困った様子の認知症患者を見掛けた市民が、ステッカーに気が付き声を掛けることで、交通事故や行方不明になるケースを減らすのが目的。

 市は2002年度から衛星利用測位システム(GPS)機能付き位置情報検索携帯の貸与も実施。しかし在宅の登録者は昨年末の時点で107人で、貸与者も9人にとどまっている。

 国の推計では、認知症患者は65歳以上の約7人に1人、前段階である軽度認知障害(MCI)のある人を合わせると約4人に1人に上り、今後も増加が見込まれる。市でも症状が疑われる人を含めて対象は4千人程度いると見ており、事業の周知と事前登録を呼び掛けている。

 市健康長寿課は「超高齢社会を迎え、警察など関係機関と連携した対応事業を拡充する。親が認知症になったことを隠したがる家族は少なくないが、早期発見・保護には地域全体で見守ることが重要になる」と話している。

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