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カキを真鶴の“顔”に 漁協と町が試験養殖

社会 | 神奈川新聞 | 2015年12月31日(木) 14:04

カキの試験養殖が行われている岩港沖合の様子(ロッキーマリン提供)
カキの試験養殖が行われている岩港沖合の様子(ロッキーマリン提供)

 新たな町のブランドづくりを目指し、真鶴町がカキの試験養殖に取り組んでいる。2015年12月中旬には大きさ1センチ程度のイワガキの稚貝が付けられたホタテの貝殻600枚が真鶴沖に投入された。町では成長するまで2年半~3年程度を見込み、「養殖に成功し、町の一つのブランドとして確立させられれば」と期待を寄せている。 

 試験養殖は昨年、宇賀一章町長がイワガキの養殖で知られる島根県海士町を訪問したのがきっかけで、今年に入ってから本格的に動きだした。地方創生に関する交付金300万円も活用する。

 15年5月ごろ、町は真鶴、岩の両漁業協同組合に試験養殖の構想を説明。先行して真ガキの養殖に取り組んでいる横須賀市に問い合わせるなど、養殖のノウハウなどについての情報収集にも努めた後、岩漁協と海士町の養殖業者との間に管理委託契約を結んだ。

 町が採用するのは垂下式養殖という方法。海面と平行に設置された幹となる一本のロープに、等間隔で稚貝付きの貝殻を取り付けたロープを海中につるす仕組みだ。コスト面や波の影響を受けにくいといった理由から採用された。

 11月には養殖で用いる長さ約100メートルのロープやブイを岩港沖合約300メートルに設置。稚貝は海士町から取り寄せ、12月中旬の初投入作業には同漁協から15人程度が参加した。

 町産業観光課によると、今後は2カ月に1回程度海中からロープを引き揚げ、貝殻に付着したごみの除去を行うという。

 町は「カキの養殖は町も漁協も初めて。連携してやっていきたい」と意気込んでいる。

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