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横浜、川崎両市沿岸コンビナート
128基から危険物流出 県、防災計画見直しへ

社会 | 神奈川新聞 | 2015年12月29日(火) 02:00

京浜臨海部のコンビナート
京浜臨海部のコンビナート

 南海トラフ巨大地震で超高層ビルなどに影響を及ぼす「長周期地震動」が発生すると、横浜、川崎両市沿岸の石油コンビナートで危険物タンクの液面が大きく揺れ、最悪の場合、計128基からガソリンなどが流出する恐れのあることが県の試算で分かった。流出した危険物による火災が起きた場合、放射熱が周辺の住宅地などに及び、住民が避難を強いられる可能性もある。被害防止には対策強化が欠かせないため、県は来年3月にコンビナートの防災計画を修正し、監視システムの整備やタンクの早期耐震化などを事業者に促す方針だ。

 危険物流出の不安が大きいのは、貯蔵量に応じて液面とともに上下動する浮き屋根の付いたタンク。容量1万キロリットル以上の大規模タンクに多い構造だが、長周期地震動で液面が波打つ「スロッシング」現象が起きると貯蔵油が流出しやすいのが課題で、県によると東日本大震災でも浮き屋根上に原油や重油があふれるなどの被害が川崎市内で7件あった。

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