綾瀬市の農業青年たちと農や食に関心のある女性たちとの出会いの場をつくろうと、「婚活イベント」の「農婚」が来年1月30日に実施される。市農業後継者育成対策協議会の主催で9回目を迎える恒例イベントだが、これまで成婚に至ったカップルはまだ1組。事務局を務める市の担当者は「綾瀬の農業の良さを訴えて、多くのカップルを誕生させたい」と、魅力発信に意気込んでいる。
イベントは毎回、男女計15人前後で行われ、市内外から女性が参加する。昨年は3組のカップルが誕生し、このうち1組の交際が続いているという。
当日は、自己紹介を兼ねたトークタイムやボウリング大会、レストランでの懇親会を行う。参加予定の男性は、野菜や植木などを作る20~40代の8人。朝取りで人気のトウモロコシやレタスなど農産物や仕事のやりがいなどをアピールするという。
女性の参加資格は、おおむね40歳以下の独身。定員は10人前後で応募多数の場合は抽選となる。参加費2千円で、来年1月15日締め切り。
申し込み・問い合わせは、市農業振興課電話0467(70)5622。