末端価格530万円相当の覚せい剤を隠し持っていたとして、鶴見署は19日までに、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで、指定暴力団稲川会系組員で川崎市出身の住所不定、塗装業の男(52)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、10月19日午後11時15分ごろ、横浜市鶴見区市場富士見町の路上に止めた乗用車内で、覚せい剤75・7グラムを所持していた、としている。尿検査の結果、11月13日に同法違反(使用)容疑で追送検された。
同署によると、男は「(覚せい剤は)俺のもの。(使用も)やった」と供述、容疑を認めている。
警戒中の自動車警ら隊員が、バンパーが壊れたまま走行している高級車を見付けて職務質問し、車内のセンターコンソール内にあったバッグの中から、ビニールの小袋27袋に分けた覚せい剤を発見した。