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安倍政治を考える(上) 日本大教授・水野和夫さん
時代の正体〈219〉躍る言葉 空虚感醸す

社会 | 神奈川新聞 | 2015年11月12日(木) 09:44


水野和夫教授
水野和夫教授

 安倍晋三首相が9月24日に公表した「アベノミクス第2ステージ」に経済学者で日本大教授の水野和夫さん(61)は落胆している。

 「旧アベノミクスを顧みることなく『新』を打ち出すとは、どういうことか。一貫性がない。なのに『継続こそは力』とは聞いてあきれる」

 第2次安倍政権が掲げた経済施策、アベノミクス。2%インフレ目標、無制限の量的緩和などの大胆な金融政策、日銀の国債買い入れなど機動的な財政、民間投資を喚起する成長戦略を「三本の矢」と称してきた。

 「インフレ2%は達成できていない。財政という第2の矢は放たれたかもしれないが、足腰の強い景気には結びついていない。そして、最重要とされてきた第3の矢、成長戦略は9カ月も時間があったにもかかわらず放たれることさえなかった」

 水野さんの結論はこうなる。

 「この3年間を総括すれば旧アベノミクスはどう考えても失敗だ」

 そうであるなら、その検証が語られぬまま掲げられた「新」は土台からしてあやしい。

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