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自転車記者が行く・辻野帽子店物語(下)

社会 | 神奈川新聞 | 2015年11月11日(水) 12:29

90歳近くまで店に立ち続けた2代目社長の妻フジさんと子どもたち。常に着物をまとい、慕うお客さんも多かったという=川崎市川崎区砂子の辻野帽子店
90歳近くまで店に立ち続けた2代目社長の妻フジさんと子どもたち。常に着物をまとい、慕うお客さんも多かったという=川崎市川崎区砂子の辻野帽子店

 店のウインドーに街の移り変わりが写った。「川崎も空襲で焼けて本当に何にもなくて、ここから海まで見えた」。辻野帽子店は戦後、川崎駅前に構えた。のちに3代目となる辻野紘一朗さん(71)も、まだ小さかった。

 川崎は工業都市として駆け足で復興に向かった。駅には地方からの集団就職者があふれていた。紘一朗さんは青年期に見た光景を思い出す。

 「川崎と言えば日本鋼管(現JFE)と東芝だった。ボーナスが出ると、彼らが家族を連れて一斉に商店街に来た。みんな高揚しててね。なんというか、買い物に飢えていたんだね」

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