東名高速に架かる橋の上から大量の生卵を投げつけて走行中の車を壊したとして、松田署は10日、器物損壊と暴力行為等処罰法違反の疑いで、秦野市羽根の会社員(21)と高校3年生(18)の兄弟を逮捕した。2人は「ふざけ半分でやった」などと容疑を認めているという。
逮捕容疑は、遊び仲間2人を含む4人で9月20日午後10時ごろ、大井町赤田の陸橋で、東名高速上り線を走行中の車両に鶏卵(約60グラム)を投げつけ、川崎市幸区の男性(26)が運転していた乗用車の屋根(被害金額約8万7千円)を損壊させた、としている。
同署によると、同日未明にも同様の通報が寄せられており、現場には計約500個の生卵を投げた形跡があった。フロントガラスやボンネットが破損するなどこれまでに54台の被害を確認、このうち16台の被害届を受理した。
同署は仲間の少年2人も同容疑で11日に書類送検する方針。