
JR東日本横浜支社は12月12日、地酒やかまぼこなど県内の名産品を堪能できる特別列車「シュシュトレイン」を初めて運行する。試飲・試食のほか、プロによるジャズ演奏など、充実したサービスを提供。今月29日からチケットを発売する。
県内に数多くある地酒や食材を、車内にいながら満喫できる企画。県内の名産品を知ってもらうことで、活性化の一助となることを目指す。
県内の酒蔵が集まるエリアを走行。午後4時過ぎに橋本駅(相模原市)か海老名駅(海老名市)を出発し、相模線を経由して茅ケ崎駅(茅ケ崎市)へ。その後、根府川駅(小田原市)で折り返し、同8時35分ごろに横浜駅に到着する予定だ。
車内では県内13カ所の各酒蔵から説明を聞きつつ地酒を試飲できるほか、小田原市内の13軒のかまぼこ店のかまぼこの試食もできる。
食事も充実。ちがさき牛のコンフィやはまぽーくのしゃぶしゃぶ、湘南野菜のマリネ、小田原おでんなど、県内の食材をふんだんに使ったメニューを用意。地酒や地ビールの提供もある。
列車はジョイフルトレイン485系「いろどり」(6両編成)。4号車はイベントスペースになっており、ジャズライブレストラン「Bar Bar Bar(バー・バー・バー)」演出のジャズ演奏を楽しめる。
同支社は「性別や年代問わず、県内外の人に神奈川の魅力を感じてほしい」と話している。
料金は1人9800円。未成年は申し込み不可。募集人数は先着120人。申し込み方法などの問い合わせは、大人の休日予約センター電話03(3841)0121。