茅ケ崎市のアパートで住人の男性(67)が死亡しているのが見つかった事件で、県警捜査1課と茅ケ崎署は15日、殺人の疑いで、同じ部屋に住む無職の女(33)を逮捕した。女は男性の娘で「父親の腹を刺して殺しました」と供述、容疑を認めている。
逮捕容疑は、10月9日ごろ、同市にあるアパート2階の一室で、包丁で男性の腹部を突き刺して殺害した、としている。司法解剖の結果、死因は失血死だった。
県警によると、14日午後2時すぎ、たまっている新聞を不審に思った新聞販売店の男性従業員が近くの交番に連絡。同署員が、6畳間の布団の上で死亡している男性を見つけた。みぞおち付近に刺し傷があり、隣接する台所には血の付いた包丁が残されていた。
女は連絡が取れなくなっていたが、15日午前、平塚市内の漫画喫茶にいるところを捜査員が発見した。