14日午後2時40分ごろ、茅ケ崎市共恵2丁目のアパート2階の一室で、男性が死亡しているのを茅ケ崎署員が発見した。男性のみぞおち付近に刺し傷のような痕跡があり、台所に血の付いた包丁があった。同署は住人の男性(67)とみて身元の特定を急ぐとともに、自殺と他殺の両面で捜査している。
同署によると、室内のドアと窓は施錠され、荒らされた形跡はなかった。父娘が2人で暮らしており、娘(33)とは連絡が取れない状態という。
同署によると、男性は台所に隣接する6畳間に敷かれた布団の上で発見。左側面を下にした状態で横たわり、こたつに入るような形になっていた。上下ともスウェット姿だった。腐敗が進んでおり、同署は15日以降司法解剖を行う。
14日午後2時過ぎ、4日間ほど新聞がたまっていることを不審に思った新聞販売店の男性従業員(55)が、近くの交番に連絡。同署員が合鍵を使って室内に入り、発覚した。
現場はJR茅ケ崎駅の南西約500メートルの住宅街。