大麻成分入りのキャンディーなどを米国から密輸したとして、県警薬物銃器対策課などは5日、大麻取締法違反(輸入)の疑いで、米国籍で自称飲食店従業員の男(36)=長野県野沢温泉村=を再逮捕した。
再逮捕容疑は、昨年11月29日、米国内の郵便局から大麻成分入りのキャンディー208個(約1・5キロ)と乾燥大麻約7・5グラム(末端価格約3万8千円)を国際郵便で輸入した、としている。同課によると、同容疑者は「キャンディーは600ドル払って注文した。知人に送ってもらった」などと供述、容疑を認めている。
同課によると、横浜税関川崎外郵出張所の職員が昨年12月、郵便物に大麻成分入りのキャンディーが入っているのを発見し、中身を入れ替えて捜査。同月15日、長野県内で荷物を受け取った同容疑者を麻薬特例法違反の疑いで現行犯逮捕した。