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海自飛行艇、水没事故で厚木派遣中断 緊急対応 年内は困難

社会 | 神奈川新聞 | 2015年10月5日(月) 03:00

厚木基地周辺を飛行する海自US2飛行艇=2013年10月
厚木基地周辺を飛行する海自US2飛行艇=2013年10月

 4月に起きた水没事故の影響で、海上自衛隊厚木基地(大和、綾瀬市)での飛行艇の緊急対応ができない状態が続いている。事故原因が分かるまで、事故機の同型機が訓練を除いた任務飛行を中止されたためで、年内の再開は難しいとみられる。海から離着水でき、離島の急患搬送や遭難救助などで威力を発揮する飛行艇だが、現在はヘリコプターなどでカバーしているため、特段の影響は出ていないという。

 海自はUS1飛行艇を2機、新型のUS2飛行艇を事故機を含め5機保有し、岩国基地(山口県)で運用している。うち1機を厚木基地に1、2週間ごとに派遣し、緊急対応のため待機させてきた。

 ヘリや哨戒機とともに、総合病院のない東京・小笠原諸島の救急搬送を担うほか、2013年6月にヨットで遭難したニュースキャスターの辛坊治郎さんを救ったのも、厚木を飛び立った飛行艇だった。

 海自によると、事故は今年4月28日に発生。US2が高知沖での訓練中に離水に失敗し、乗員5人が軽傷を負い、機体は水没した。

 原因判明まで、US2は任務飛行を中止。2機あるUS1は1機が定期整備中で、任務飛行が可能な1機のみが岩国基地に待機しているため、厚木基地に派遣する余裕はないという。

 東京都小笠原村は「特段の支障は出ていない」とするものの、「さまざまな搬送手段があった方がよいので、飛行艇を再開してほしい」と希望している。

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