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通学路に27メートルの壁画 児童らが6年間かけ作業 平塚で

社会 | 神奈川新聞 | 2015年10月4日(日) 03:00

地元の秋冬を描いた壁画に色を塗る児童ら=平塚市岡崎
地元の秋冬を描いた壁画に色を塗る児童ら=平塚市岡崎

 トンネルアートで心もまちも明るく-。通学路の地下道を子どもたちの絵で彩る取り組みを続けている平塚市岡崎の岡崎地下道の壁画が4日、完成する。殺風景な壁に自然をテーマにした絵を描き、落書き防止にも役立てようと、地元住民らと協力して6年間にわたり作業を続けてきた。3日は、児童ら約50人が長さ27メートル分の壁画に色を塗り、最後の仕上げに汗を流した。 

 「きれいにできた」「もっと塗りたい」

 下絵に合わせてペンキを塗る子どもたちの声が、地下道に響く。秋・冬を表現した壁画に描かれているのは、地元の田んぼや畑を飛び交うトンボ、雪だるまなど。近くの市立岡崎小学校の児童たちが壁画の素材となる原画を提供し、この日の作業にも当たった。

 岡崎地下道は、国道271号(小田原厚木道路)をくぐる市道の一部で、市立大住中学校の生徒たちが登下校で利用している。壁画を描く活動は、岡崎地区町内福祉村「おかざき鈴の里」の見守り部会が地域住民や子どもたちに呼び掛け、2009年3月にスタート。歩道部分の両側それぞれ200メートルに、6年間で少しずつ絵を描いてきた。市内で落書き消しなどの活動を続ける市民グループ「平塚をみがく会」も協力し、市内に事業所がある関西ペイントが塗料を提供している。

 3日の作業に母親(39)と一緒に参加した同小2年の女児(7)は「大きなところに塗れて面白かった。みんなに(壁画を)見てもらいたい」。

 見守り部会の男性部長は、完成を目前に控え、「やっとひと安心。地下道を通る人から見飽きないと言われることがあり、描いて良かったと思う」と満足そうな笑顔を浮かべた。

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