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中華街摩登
増える新華僑、新たなチャイナタウン

社会 | 神奈川新聞 | 2015年10月1日(木) 10:43

観光地の横浜中華街にも新華僑の生活を支える店が増えている=横浜市中区
観光地の横浜中華街にも新華僑の生活を支える店が増えている=横浜市中区

 新華僑の流入が勢いを増している。横浜中華街でも新華僑が経営する店舗が増え、その暮らしを支える生鮮食料品なども目立ち始めた。東京・池袋には生活や情報の拠点も形成されつつある。新華僑の動きに詳しい筑波大の山下清海教授(63)は「日本国内でも現代中国の生活感を感じられる“新しいチャイナタウン”が形成されつつある」と指摘する。

 横浜中華街西門近くの福建路。近年、青果店2軒が相次いで開店した。野菜が段ボール箱に入ったまま店いっぱいに並び、品名も「青梗菜(チンゲンサイ)」「空心菜」など漢字表記が多い。店内には調味料や春雨などの中華食材も豊富に取りそろえられ、中国人向けの求人情報なども張られている。

 夕方になると店の前には買い物客の自転車がずらりと並ぶ。子どもを連れた母親や高齢の夫婦らが、店員と中国語で会話を交わしながら野菜を買っていく。

 女性店員は「ここに買いに来るのは地元で働く中国人がほとんど」と話した。

 3年前にオープンした「東北人家」は、約230店もの中華料理店がひしめく横浜中華街で唯一の東北料理専門店。「醤大骨」と呼ばれる豚の背ガラのしょうゆ煮を手でほじって豪快に食べながら、中国語で会話する中国人労働者らでにぎわう。

 自らも中国・東北地方の出身者という女性オーナー(40)は「東北地方は産業が少なく、多くの人が出稼ぎに出て生計を立てている。日本へ出稼ぎに来る東北出身者も増えているのではないか」と話す。

30年で13倍

 新華僑とは、中国が改革開放政策の推進を決めた1980年代以降に出稼ぎや留学目的で日本へ渡った中国人。これに対し、それ以前に来日した中国人を老華僑と呼ぶ。

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