1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 非正規シングル女性

「想定外」から支援へ
非正規シングル女性

社会 | 神奈川新聞 | 2015年9月30日(水) 12:50

「同じ立場の人と出会って、いろいろな問題や、何を考えているかなどを分かち合いたい」と話す女性=横浜市青葉区
「同じ立場の人と出会って、いろいろな問題や、何を考えているかなどを分かち合いたい」と話す女性=横浜市青葉区

 「非正規雇用の女性」というと、パートで働く既婚女性や若いフリーターなどがまずイメージされる。ここ最近、その定義にあてはまらない「非正規雇用で35歳以上の未婚女性」の存在が目立つようになってきた。年齢的に正規雇用への登用がかないにくい上、家族の状況が変わると自分自身も大きな影響を受けることもある。不安定な立場ながら、支援策や横のつながりを得る場がないなど新たな課題が浮かんでいる。 

 横浜市内に住む40代後半の女性は雑貨などを扱う店で約4年半、パートとして働いている。精神障害者手帳を取得しており、障害者雇用枠での勤務だ。仕事は順調だが、「私は社員でも学生でもなく、主婦でもない。結婚もしていなくて、40代後半。自分が中ぶらりんに感じることがある」という。

 短大卒業後、ある自治体に正規職員として採用された。「おとなしくて、マイペース」な性格。29歳のとき、外勤の職員が多い部署に配属になったことで状況が一変した。

 事務の仕事を1人で担当。たくさんの業務を素早くこなすことを求められたが、ままならない。同僚から責められることが増え、「心因反応」と診断されて約3年休職した。復職後は順調だったが、大幅な人員削減などもあり、自分のペースで働いていた女性は嫌がらせを受けるようになった。体調を崩し、再度休職を申し出たが認められず、30代半ばで退職した。

 「またすぐ正社員で働けると、楽観的だった」。女性はそう振り返る。ところが就職活動をしても仕事は思うように決まらず、主に短期のアルバイトを繰り返した。正社員で採用されたものの、企業側からの申し出で契約が解除になったこともあった。

この記事は有料会員限定です。

月額980円で有料記事読み放題/100円で24時間読み放題のコースも。詳しくはこちら

障害者に関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング