伊勢原市の大山の麓と中腹を結ぶ大山ケーブルカーが10月1日にリニューアルして再開することを記念し、日本郵便南関東支社が24日、オリジナルフレーム切手「大山ケーブルカー50年の軌跡」を発売する。
大山ケーブルカーは老朽化などにより改修工事中で、10月1日の再開後は大型の窓などを採用した新型車両が導入される。記念切手では旧型車両の完成披露会の様子から数回に及ぶ「お色直し」のカットなどをはじめ、新型車両の空輸の場面や試運転のシーンなどが収められ、半世紀の歴史とともに「世代交代」が伝わってくる内容となっている。
同支社は「新型車両の導入を記念するとともに、半世紀にわたって活躍した旧型車両も振り返っていただけたら」と話している。
52円切手5枚と82円切手5枚が1シートで1080円。限定2千シート発売。販売は同市内と平塚の一部郵便局。24日当日には午前11時から大山ケーブル駅で贈呈式が行われる。
問い合わせは同支社電話044(280)9118。