台風18号に伴う大雨で土砂崩れなどが起きる可能性が高まっているとして、県と横浜地方気象台は9日、小田原市、山北町、真鶴町、湯河原町、箱根町、南足柄市、松田町、愛川町、相模原市西部に土砂災害警戒情報を発表した。気象台は引き続き広い範囲で大雨になるとみており、県内全域に大雨警報、三浦市と清川村を除く地域に洪水警報を発表し、低い土地の浸水や河川の氾濫などに注意を呼び掛けている。
台風の通過後も湿った風が流れ込むため、雨は10日にかけて降り続く恐れがあり、気象台は同日午前6時までの24時間雨量は東部で250ミリ、西部で300ミリと予想している。
大気の不安定な状態も続くため、落雷や竜巻などの突風への警戒も促している。
7日午後6時からの降り始めの総雨量は箱根町で134ミリ、相模原市中央区で120・5ミリとなっている。