
国際親善総合病院(横浜市泉区西が岡)に緩和ケア病棟が完成し、7日から診療を開始した。
新病棟は病床数25床、うち個室が13室。家族控室も和・洋室があり、24時間面会できる。ペットの同行も可能。近隣には緩和ケア病棟を持つ病院がなく、患者や家族からは「この病院で治療を続けてきたのだから、最期までみてほしい」との希望が多く寄せられたという。
同病棟担当の村井哲夫医師は「患者さんに寄り添い痛みや苦痛を和らげる治療に取り組んでいきたい」、三堀いずみ看護課長は「ここが起点になって、近隣の緩和ケアの拠点になれれば」などと話した。
同病院は1990年5月に中区太田町から移転。診療科目は内科、外科、整形外科など24科目。病床は計287。問い合わせは同病院電話045(813)0221。