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防災意識実践して高める 横浜でイベント

社会 | 神奈川新聞 | 2015年9月7日(月) 03:00

フィルムを貼るだけでガラスの飛散が防げることを学ぶ親子連れ=横浜市中区
フィルムを貼るだけでガラスの飛散が防げることを学ぶ親子連れ=横浜市中区

 防災意識を高めてもらうイベント「Bo-sai2015」が6日、横浜市中区の日本大通りで開かれた。防災グッズの展示や救命救急の方法などを学ぶ各種体験型のブースが並び、多くの市民が万一への備えに思いを新たにしていた。横浜青年会議所の主催で4回目。

 会場には、(1)備える(2)助かる(3)生きる(4)学ぶ-の四つのエリアごとにブースが並び、順番に回ると効果的に防災力が向上できるよう工夫が凝らされた。

 備えるエリアでは、市販の透明フィルムをフォトフレームなどに貼り、震災時にはガラスの飛散を防いでけがの防止につながることを体験。自衛隊に納品されているものと同じ備蓄食の試食コーナーも設けられた。

 助かるエリアでは、専用の車両を使った地震の疑似体験が特に人気を集めた。親子連れらが阪神淡路大震災や東日本大震災と同じ揺れを味わい、地震の恐ろしさと冷静な対応の大切さを実感。家族で訪れた横浜市保土ケ谷区の男性会社員(37)は「大きな揺れを体験したことは、実際に地震が起きた際に生きてくるはず」と話していた。

 小型無人機「ドローン」も展示され、メガソーラー施設を空撮で点検していることなどを紹介。そばやラーメン、みそなど東日本大震災の被災地の物産が販売され、来場者が買い求めていた。

 
 

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