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オウムの今(上)引き継がれる教え

社会 | 神奈川新聞 | 2015年9月6日(日) 10:37

アレフが使用していた新入会員向けの冊子。1行目に「麻原彰晃です」と書かれている
アレフが使用していた新入会員向けの冊子。1行目に「麻原彰晃です」と書かれている

 オウム真理教による坂本堤弁護士一家殺害事件で、坂本弁護士一家3人の遺体が見つかって20年。凶悪事件を起こした教団はなくなっても、かつての信者が所属する団体が活発な勧誘活動を続けている。事件を知らない若者を中心に新たな信者となり、オウムの教えや反社会的で人権を侵害するカルト教団に引きつけられる人たちがいる。

 「私たちは、ある人をグル(宗教上の指導者)と呼んでいます。麻原彰晃(松本智津夫死刑囚)です」

 昨年の夏、都内のヨガ教室に通っていた県内在住、20代の女性会社員は親しくなった講師から、そう告げられ言葉を失った。

 講師は続けた。「オウムの事件はすべてぬれぎぬです。闇の組織による陰謀でした」。女性が通っていた教室はオウムから名前を変えた教団「アレフ」による信者勧誘の場だった。

 女性は勤務先近くの都内の書店で勧誘された。ヨガの本を手にしていると「ヨガに興味あるのですか」と同世代の女性に声を掛けられた。

 「私たちは教室に通っています」。隣にはそう話す30代くらいの男性もいた。「ヨガをすると体調が良くなり、肌の調子も良くなる。ただ、きちんとした指導者に習ったほうがいい」。話が盛り上がり、近くの喫茶店で一緒にお茶を飲むことになった。

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