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【動画】「安保法案廃案に」 子育てママ、横浜市会に請願

社会 | 神奈川新聞 | 2015年8月27日(木) 03:00

請願書を提出するママの会@神奈川のメンバー=横浜市役所市会棟
請願書を提出するママの会@神奈川のメンバー=横浜市役所市会棟

 母親らでつくる「安保関連法案に反対するママの会@神奈川」は26日、法案の廃案を求める意見書を国に出すよう求める請願書を横浜市会に提出した。メンバーは「私たち母親が請願を出すことで、議員が民意に耳を傾ける姿勢があるのか問いたい。多くの市民にも今の政治のあり方について知ってほしい」と話している。近く県議会にも請願書を提出する予定という。

 請願書では、「違憲で不備のある本法案で、自衛官に多数の犠牲者が出る可能性がある。自衛官も誰かの子ども。また、他国の戦地で殺される軍人、一般市民も誰かの子ども。経済的徴兵制の可能性も指摘されており、母親として懸念を持たざるを得ない」としている。

 会の発足は鎌倉出身の子育て中の女性がつくった「安保法制に反対するママの会」のフェイスブックがきっかけ。知り合った母親らが「ママの会@神奈川」を新たに立ち上げ、約1カ月で760人が賛同した。

 中心の1人、横浜市鶴見区に住む加藤宏美さん(28)は6歳の男児、4歳の女児を育てる主婦。みな知り合ったばかりだが、「誰の子どもも殺させない」という合言葉が自然に多くの仲間を引き寄せた。

 請願書の提出に先立ち、約20人のメンバーは桜木町駅前でリレートークと法案の賛否を問うシール投票を行った。加藤さんは「一番積極的に反応してくれたのは学生、子育て世代の20~30代。40代から60代は人ごとのようだった」と話す。計135票のうち、反対は116人、賛成は6人、分からないは13人だった。


 横浜市会は6月の臨時会で、民主党市議団が「慎重な審議を求める」意見書を提出。議長を除く85人の採択で、民主(13人)と共産党(9人)、無所属・ネット(4人)のうち3人が賛成したが、自民党、公明党、維新の党・ヨコハマ会、無所属保守の会が反対し否決されている。

 27日は、全国各地のママの会がネット上で集めた約2万人分の署名を印刷し、各政党に提出する。神奈川のメンバーも県内の署名を県内選出の国会議員に手渡す予定という。



 桜木町駅前のリレートークで初めてマイクを握ったメンバーが語ったのは、子どもたちの幸せを願う母の思いだった。

21歳と19歳の息子を持つ主婦

 「子どもを産んだママたちは、命がどれだけ大切かを知っている。法案で議論されていることは、武器を持ち、海外に行き、戦争に参加するということ。政府は『自衛のため』と言っているけれど、戦争に行くということに他ならない。他国で罪のない子どもたち、幸せに暮らしたい人々が死ぬことになる」

8歳児と0歳児の母

 「すやすや眠るわが子、楽しく遊ぶ息子の姿を見ると、子どもたちが大きくなったときのこの国の行く末が不安でたまらない。母である私たちは、すべての子どもたちのために平和で安定した国をつくりたい。国民の声、憲法を無視した政治運営を許せない」

小学6年生の娘を持つ主婦

 「安倍首相は『戦争を未然に防ぐ法であり、国民の命と暮らしを守る』と繰り返しているが、これまでの安倍首相の言動を考えると信じられない。例えば、年金問題のときは『最後の一人まで年金をお支払いする』といい、五輪招致のスピーチでは『福島原発はコントロールされている』と言った。消費税増税分が社会保障に充てられるはずが、15年度の社会保障費は3900億円も減額されている。何度も何度も国民をだまし続けている」

2児の母である弁護士

 「集団的自衛権は日本を守る権利ではない。多くの人が勘違いしていませんか。憲法を正しく知ってから法案に賛成、反対しませんか。知ることは大人の責任。知らないまま法案を通した場合、一番影響を受けるのは子どもであり、これから生まれる赤ちゃんです。『もう今さらどうしようもない』『デモなんて何の意味があるの』という声も聞きますが、意味がないはずはない。政府は6月下旬に法案を成立させたかったけれど、もう2カ月も引っ張っている。市民の声が押している。ツイッターでつぶやく、匿名で署名するだけで意味がある。まだまだできることがある」

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