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箱根山の警戒区域、一部解除 旅館関係者ら一斉にエリア内へ

社会 | 神奈川新聞 | 2015年8月25日(火) 03:00

警戒区域が一部縮小され、通行止め看板を撤去する作業員=24日午前9時15分ごろ、箱根町強羅の県道734号路上
警戒区域が一部縮小され、通行止め看板を撤去する作業員=24日午前9時15分ごろ、箱根町強羅の県道734号路上

 6月末に箱根山(箱根町)の噴火警戒レベルが3(入山規制)に引き上げられたことに伴い設定された警戒区域の一部が24日、解除された。町は午前9時に「通行止」と記された規制ゲートを開放。旅館関係者や住民、業者などが一斉に車でエリア内に入っていった。

 設定が解除されたのは、同町強羅の早雲山別荘地エリアの一部など。同エリアは大部分が警戒区域外にあるにもかかわらず、周辺の道路が警戒区域に設定されたため、立ち入りできなかった。今回の一部解除で、町は道路の入り口にあった規制ゲートを約500メートル奥に向かった地点まで移動させた。

 この日、エリア内ではガス業者や水道業者の車が行き交い、随所でメンテナンス作業を実施。不動産業者も都内から駆け付け、管理物件の敷地でドアノブや手すりのさび具合を確認していた。

 自身の住居と経営する旅館がエリア内にあり、同町仙石原で避難生活を送っていた後田慎吾さん(55)は「これまで沈静化の見通しが立たず途方に暮れていた。支えてくれた人たちのためにも、早期の営業再開に向け夢中で準備を進めたい」と意気込み、玄関先の落ち葉などを掃いていた。

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