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「横浜市政に満足」微減36% 要望最多は「災害対策」

社会 | 神奈川新聞 | 2015年8月22日(土) 11:08

 横浜市は17日までに、2015年度市民意識調査の結果(速報)を発表した。行政サービスなど市政全般について満足している市民は36・9%で、前年度の38・6%から1・7ポイント減少。現住所地に住み続けたいと思う市民は前年度の65%から4ポイント減り、61%となった。市政に対して最も満足度が高かったのは「バス・地下鉄などの便」、最も多い要望は「地震などの災害対策」だった。

 市政策局によると、市政への満足度は「満足している」が5・5%、「まあ満足している」が31・3%で、「不満がある」は5・5%、「やや不満がある」は8・7%だった。

 満足度が高い施策についての質問(複数回答)では「バス・地下鉄などの便」が48・1%と8年連続で最も高く「ごみの分別収集、リサイクル」35・3%、「良質な水の確保や安定供給」22・8%と続いた。

 市政への要望(複数回答)が最も多かったのは「地震などの災害対策」32・9%で、2番目が「高齢者福祉」26・8%、3番目が「病院や救急医療など地域医療」26・7%だった。

 調査では、09年度以来となる「住む場所に対する価値観」に関して設問を設けた。「同じ場所にずっと住むよりも生活の変化に応じて住み替えたい」と考える市民は31・9%で、09年度の25・8%から6・1ポイント増加。「近隣の人とあまり親密な関係を持たず互いに干渉しないほうが暮らしやすい」と考える市民は36・5%で09年度の30・4%から6・1ポイント増えた。

 調査は5月15日から6月1日にかけ、市内に住む20歳以上の3千人を対象に実施。2146人から回答を得た。今後詳細な集計や分析を行い、16年3月ごろに報告書を公表する予定。担当者は「結果を分析して今後の市の施策に生かしていきたい」と話している。

 
 

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