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北鎌倉トンネル開削へ 市、安全性踏まえ判断

社会 | 神奈川新聞 | 2015年8月22日(土) 03:00

開削後のイメージ(鎌倉市道路課提供)
開削後のイメージ(鎌倉市道路課提供)

 崩落の恐れなどから通行禁止となっているJR北鎌倉駅(鎌倉市山ノ内)脇の素掘りトンネルについて、市は21日、トンネル全体を取り払う「開削工法」で整備すると発表した。外部委託していた検証の報告内容を踏まえ、安全性や景観の観点から判断した。市議会9月定例会に関連事業費を盛り込んだ本年度補正予算案を提案する。

 トンネルは幅平均約2・7メートル、長さ約7メートル、高さ約1・9メートル。市が検証を委託した一般社団法人日本トンネル技術協会による中間報告では、現状のトンネルを残す案と、開削する案が示された。

 市は両案を比較した結果、(1)トンネルを残すには両坑口や側壁にコンクリート補強などを要するため、人工的な外観になり、現状の景観の維持は困難(2)素掘りの状態を一部残すことで、災害時などに不安が残る(3)開削することで安全性が高まり、植栽により周辺景観との調和も可能-とした。工事費や工期は未定。工事で道路幅が約4メートルに広がり、相互通行が可能になるという。

 トンネルをめぐっては、以前から剥落などの危険が指摘されており、地元住民らでつくる安全対策協議会は昨年8月に開削の方針を確認した一方、保存を求める声も出ていた。市が今年3月までに別の外部調査を実施した結果、新たに崩落などの恐れが指摘され、4月28日から通行禁止の措置が取られている。

 トンネルは生活道路や通学路として使われていたことから、市道路課は「この間、周辺住民に不便をかけた。道路本来の安全性を確保した上で、早期に通行機能を回復したい」としている。


通行禁止前の北鎌倉トンネル(鎌倉市道路課提供)
通行禁止前の北鎌倉トンネル(鎌倉市道路課提供)

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