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患者描いた魚がスクリーンへ 聖マリアンナ医大で“水族館”イベント

社会 | 神奈川新聞 | 2015年8月22日(土) 03:00

魚を描く子ども。前方のスクリーンに絵が動いて映し出される=聖マリアンナ医大病院
魚を描く子ども。前方のスクリーンに絵が動いて映し出される=聖マリアンナ医大病院

 川崎市宮前区菅生の聖マリアンナ医大病院内に今月、楽しげな“水族館”がオープンした。通院・入院する子どもの気持ちを明るくしようと、NPO法人などが初開催したアートイベント。自分が描いた魚たちがスクリーン上で動き回り、子どもたちは満面の笑みを見せている。

 白い壁に映し出された“深海”に、個性豊かな生き物がゆらゆらと泳ぐ。子どもたちは真剣な表情でクレヨンを握り、専用の用紙にオリジナルの魚や貝を描く。スキャンされた自分の絵が映像に現れると、指をさして喜んだ。

 小児患者の心のケアや入院環境の向上を目指すNPO法人「キッズアートプロジェクト」と同病院が企画し、リコージャパン神奈川支社が機材やアプリケーションの提供などで協力した初めての試み。待ち時間の負担軽減も狙いの一つだ。

 同法人理事長で、同病院の元医師でもある渡邊嘉行さんは「米国では子どもが前向きに治療に取り組める環境やイベントがそろい、治療効果アップにもつながっている。夏休みに診療に来てくれたのだから、病院を『行きたい場所』にしたかった」と話す。

 娘(6)の診療で寄ったという女性(48)は「子どもが入院したり、病気になったりすると親子で気持ちがふさぎ込んでしまう。病院でやることに意味があると思う」と感激していた。

 イベントは28日まで。入院中の子どもたちには別日程で開催する。

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