看護師不足の解消を目的とした「看護職のための合同就職・進学説明会」が20日、横須賀市内で開かれる。出産や育児などで離職した「潜在看護師」の復職を後押しするとともに、看護職に興味のある高校生らの進学をサポート。市内の病院や看護学校など22施設が集まる。
市などの主催。市立の2病院、自衛隊横須賀病院、神奈川歯科大付属病院など10の病院や、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、三つの看護学校が参加する。
現役の病院看護部長が講演し、実際に復職した看護師2人が自らの体験を語る。復職、就職や進学に関する相談コーナーを設ける。
合同就職説明会は一昨年から行われているもので今回が3回目。過去2年で192人の看護師が市内の病院などに復職。このうち少なくとも4人が、同説明会をきっかけにして復職したという。
午後1時半からで会場は横須賀市本町の市立総合福祉会館。子育て中の潜在看護師も参加しやすいよう、一時保育(事前予約制)も用意する。問い合わせは、市地域医療推進課電話046(822)4751。