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エイズへの偏見考えて 講座や展示、9日まで

社会 | 神奈川新聞 | 2015年8月8日(土) 03:00

「HIV感染者を平然と受け入れられる世の中であってほしい」と話す高久さん(左)=かながわ県民センター
「HIV感染者を平然と受け入れられる世の中であってほしい」と話す高久さん(左)=かながわ県民センター

 幅広い視点からエイズについて考える「AIDS文化フォーラムin横浜」が7日、横浜市神奈川区のかながわ県民センターで始まった。9日まで関係団体が60を超える講座や展示を実施する。初日はオープニング企画として当事者らによるトークセッションが行われ、エイズに向けられる偏見や課題について考えた。

 エイズウイルス(HIV)陽性者をつなぐNPO法人「ジャンププラス」代表の高久陽介さん(39)が当事者の立場から登壇し、医師、性的少数者の支援者、社会福祉法人職員もそれぞれの経験から「ともに生きる社会」の実現に向けて語り合った。

 ゲイである高久さんは2001年に検査で陽性が発覚。「初めは墓場に持っていこう」と決めていたが、親しい友人に打ち明けながら現実を受け入れていった。

 自身の中にもエイズへの偏見があることに気づいたのは、東京・新宿2丁目でコンドームを配る予防啓発ボランティアを始めたとき。「特別で深刻な病気だという思いがあった。でも、感染後も変わらず仕事や恋愛をして楽しく生活している自分がいる。本当は身近で普通の病気だということを知ってもらいたい」と話す。「人にうつる恐ろしい病気」といったイメージが拭えず、HIV感染者の受け入れがなかなか進まない福祉施設の現状が報告された。

 厚生労働省エイズ動向委員会によると、14年、新たに報告されたHIV感染者は1091人、発症したエイズ患者数は455人だった。

 フォーラムは午前10時~午後5時半(最終日は午後4時まで)。性や文化、医療、教育などさまざまな分野の講座や映画の上映が行われる。入場無料。問い合わせは、フォーラム事務局電話045(662)3721。

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