
JR茅ケ崎駅南口の階段壁面をデザインするワークショップが6日、茅ケ崎市立茅ケ崎小学校(同市共恵1丁目)で開かれた。同校の児童約80人が参加し、海への玄関口を飾るデザインの考案に挑んだ。
駅ビル増床工事に合わせた美化計画の一環。地域住民らにも駅への愛着を持ってもらおうと、JR東日本横浜支社が企画した。
ワークショップでは「ちがさき海段」をコンセプトに、波しぶきや泡など「海」を連想させるさまざまな形のパーツを用意した。児童らが色の組み合わせなどを考えながら思い思いに並べていき、デザインを完成させた。
参加した4年生の女児(9)は「色の配置にこだわり、海をイメージして作った。うまくできてうれしい」と笑顔を見せた。
デザインは加工した上でシートに印刷し、階段壁面に設置する。11月ごろには完成予定で、同月下旬にリニューアルオープンする駅直結の商業ビル「茅ケ崎ラスカ」に彩りを添える。