
安全保障関連法案に反対する市民や大学生らが2日、横浜市の中心街でデモ行進した。観光客も飛び入りで加わり、参加者は約1400人(主催者発表)を数えた。
JR関内駅から横浜・みなとみらい21地区など約3・5キロを練り歩いた。大学生が中心となって音頭を取り、「集団的自衛権はいらない」「安倍政権は退陣させよう」「戦争したがる総理はいらない」などと声を張り上げた。
デモに先立つ集会では綾瀬市に住む子育て中の主婦(39)がマイクを握り、「戦争の反省からできた憲法で保たれてきた平和が戦争法案で揺らいでいる。私たちの子どもを戦争に参加させないために手を取り合おう」と呼び掛けた。