横浜市が策定した都心臨海部再生マスタープラン(基本計画)で位置付けられる5地区の一つ「東神奈川臨海部周辺地区」内の東高島駅北地区(神奈川区)のまちづくりが動き始めた。超高層マンションや医療、福祉施設が整備される見通し。市は運河を埋め立てるとともに区画整理事業を進める。豪雨時の治水対策として横浜駅周辺から同地区まで地下幹線を引き、海へ排水するポンプ施設も設けていく。埋め立て工事などは2016年度にも着手する。
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計画が進むのは京浜東北線・横浜線の東神奈川駅と、JR貨物の東高島駅に挟まれた約7・6ヘクタールの地域。現在は民間工場とJR貨物のヤードがある。12年に12地権者で土地区画整理組合設立準備組合ができている。