鎌倉市の海水浴場で今夏から禁止されている飲酒を注意されたことに腹を立てて暴行を加えたとして、鎌倉署は24日、暴行の疑いで、自称東京都杉並区、会社員の男(39)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は同日午前11時ごろ、鎌倉市由比ガ浜4丁目の由比ガ浜海水浴場で、市から業務委託を受けて見回りをしていた男性警備員(18)の胸ぐらをつかんだ、としている。調べに対し、容疑を否認しているという。
同署によると、男が当時、缶チューハイを飲んでいるのを警備員が発見し注意したという。
改正された市海水浴場マナー向上条例は、砂浜での飲酒などを禁止している。罰則はなく、市条例への注意喚起に逆上するなどして逮捕に至ったケースは今夏初。