
相鉄アーバンクリエイツ(横浜市西区)は、横浜ビブレ前の広場(同区)を整備している。横浜駅西口エリア活性化の一環で、ステージを常設し、治安の改善や老朽化対策を図る。8月1、2日に行われる「横浜西口夏まつり」でお披露目される。
ダイエーに隣接するステージは、歌舞伎の見物席をイメージした木目調。イベントに活用するほか、未使用時には来訪者らが座って休憩もできる。駅方面への通路には照明を増やしたり、周辺の緑化も進めたりし、「暗くて怖い」というイメージを払拭する。
夏まつりは商店街などで設立した実行委員会が、昨年に続いて企画。市立岡野中学校による演奏やお笑いコンビ「かもめんたる」によるパフォーマンスのほか、近接するパルナード通りでは店舗やホテルなど16団体が飲食ブースを出す。
同社によると、河川上の橋である正面入り口側広場の利用には、県治水事務所などと複雑な調整を要する一方で、新設広場は簡素な手続きで活用できるという。同社担当者は「イベントを増やし、西口を盛り上げたい」としている。
問い合わせは、相鉄お客様センター電話045(319)2111。