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県内も大荒れ 山北で300ミリ超で土砂災害警戒呼び掛け 台風11号

社会 | 神奈川新聞 | 2015年7月17日(金) 03:00

 台風11号の接近に伴い、県内も西部の山沿いを中心に16日朝から激しい雨となり、山北町では総雨量が300ミリを超えた。南から湿った空気が流れ込んだためで、横浜地方気象台は17日夜まで同様の気象状況が続くとみて、土砂災害や河川の氾濫(はんらん)、低い土地の浸水などへの警戒を呼び掛けている。

 気象庁の地域気象観測システム(アメダス)によると、山北町の丹沢湖では降り始めからの雨量が16日午後8時現在で309ミリを記録。県の雨量計では、活発な火山活動が続く箱根町の大涌谷が226ミリ、相模原市緑区の道志川沿いで253ミリとなった。

 同区や秦野市、小田原市で土砂崩れや擁壁の崩落が発生。相模川の厚木市側や海老名市側の河川敷では、別々の車で乗り入れた男性2人が増水で取り残され、救助されるなどした。南足柄市では、住宅1棟が床下浸水した。

 また、県西部を中心に公立幼稚園7園と小中学校17校、県立高校や特別支援学校計16校が休校となった。高波の影響で、海沿いを走る西湘バイパスの下り線が大磯東インターチェンジ(IC)-早川IC間で通行止めになった。

 
 

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