
与党の強行採決に対し、「基地の街・横須賀」からも抗議の声が上がった。三浦半島の平和・労組団体など7団体が連携した「戦争法案反対横須賀共同センター」のメンバーは京急線横須賀中央駅前で廃案を求めるビラを配ったり、署名活動をしたりした。
市内で精肉店を経営する岸健一さん(76)はマイクを握り、「米国の戦争に自衛隊を巻き込んで、なぜ日本を守れるのか。平和なくして商売もない。戦争が始まったところで、お客さんに『いらっしゃいませ』と言えますか」と駅利用者らに訴えた。
通りかかった女性(74)は「安倍政権は戦争の2文字をよく考え、国民を納得させられるような明確な説明をしてほしい。若い子どもたちが心配」と話していた。