26日午前6時20分ごろ、川崎市中原区井田3丁目の市中央療育センターで、短期入所中の男児(9)が「心肺停止状態だ」と男性職員が119番通報した。男児は病院に搬送されたが、死亡が確認された。目立った外傷はなく、中原署が死因などを調べている。
同署や同センターなどによると、男児は重度の知的障害があり、23日から個室に入所。26日に退所予定だった。同日朝、添い寝していた職員が布団でうつぶせになっていた男児を確認したところ、呼吸していなかったという。
同センターには、18歳までの主に知的障害のある子どもが入所しており、社会福祉法人「同愛会」が指定管理者として運営している。