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元川崎市長の高橋清氏が死去 全国初の市民オンブズマン制度導入

社会 | 神奈川新聞 | 2015年7月13日(月) 17:22

 川崎市長を3期務めた高橋清(たかはし・きよし)氏が3日、病気のため死去した。宮城県出身で90歳。葬儀は近親者ですでに執り行われた。

 小学校教諭から、川崎市教育委員会指導課長や教職員部長、市職員局長などを歴任。伊藤三郎市長時代の1983年、市助役に就任した。伊藤市長が5期目の途中で辞任したのを受け、89年の市長選に後継として立候補して初当選。以後、3期12年にわたり市政のかじ取り役を担った。

 在任中は、88年に発覚したリクルート事件の反省から、全国初の市民オンブズマン制度を導入。政令市で初めて市職員採用試験から国籍条項を撤廃したことも全国から注目を浴びた。子どもの権利条例の制定も手掛けた。

 一方、バブル崩壊後の京浜臨海部の空洞化に対する産業振興策の遅れや、塩漬け土地問題など市財政悪化への対応などへの批判もあった。

 2001年の市長選では76歳で4選目に挑戦したが、市政刷新を求める声や全国的な高齢・多選批判にさらされ、新人で法政大教授だった阿部孝夫氏に敗れた。



 福田紀彦市長は13日、「3期12年にわたり市民の信頼を得て常に市民生活最優先のまちづくりを市政運営の基底にすえ、人権・外国人施策、環境施策などの充実に尽力され、ご活躍された。なかでも全国に先駆けて実施したオンブズマン制度の創設や資産公開条例制定など、全国の地方自治の進展にも大きな功績を残された」とのコメントを出した。

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