
国会審議中の安全保障関連法制への反対を訴えようと、横浜弁護士会は9日、七夕にちなんだパレードを横浜市中区で行う。一般の参加も募集している。
同弁護士会は、集団的自衛権の行使容認は立憲主義に違反するとの立場から、安保法制に反対。一般にも広く訴えようと、「憲法七夕パレード」と銘打って、横浜公園前からイセザキ・モールまでの行進を企画した。7日の七夕当日には合わせられなかったが、護憲の願いを星に託そうという思いを込めた。当日は参加者にササ飾りを配布。約1キロの区間を練り歩く。
7日には若手弁護士が「安保法制反対」「武力によらない平和を」などの願いを短冊に書き込んでササ飾りを作成した。熊沢美香弁護士は「吹奏楽による演奏など、楽しんでもらえるよう工夫している。気軽な気持ちで参加してほしい」と呼びかけている。
パレードは午後5時~6時。事前の申し込みは不要で、参加者は横浜公園の市役所側スクランブル交差点付近に集合する。プラカードや旗の持ち込みは不可。荒天中止。問い合わせは同弁護士会電話045(211)7705。