3日から4日にかけて降った大雨の影響で、避難勧告が発令された三浦市内では崖崩れが2件発生したほか、少なくとも住民4人が市役所などに避難した。けが人はいない。
同市は土砂災害の危険が高まったとして、3日午後10時45分に三崎地区に避難勧告を発令。対象は7661世帯1万8816人に及んだが、同市防災課は「地区内に崖地が点在し、避難勧告をピンポイントで出しにくいため、地区全域に出した」としている。避難勧告は4日午前1時半に解除された。
県と横浜地方気象台が横須賀市と三浦市に出していた土砂災害警戒情報は4日午前1時25分に解除された。
同気象台によると、降り始めからの雨量は、横浜、箱根、山北で100ミリを超えた。