1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 「まるで火の海」「前から叫び声」 黒煙の中で飛び交う悲鳴、怒号・・・

「まるで火の海」「前から叫び声」 黒煙の中で飛び交う悲鳴、怒号・・・

社会 | 神奈川新聞 | 2015年7月1日(水) 03:00

焦げた上着を持つ乗客の男性。電車内の壁に掛けたまま逃げ、事故後に駅員から返却されたという=30日午後5時半ごろ、JR小田原駅
焦げた上着を持つ乗客の男性。電車内の壁に掛けたまま逃げ、事故後に駅員から返却されたという=30日午後5時半ごろ、JR小田原駅

 高速で走っていた新幹線の先頭車両が一瞬にして黒煙に包まれた。火元は1号車の最前列。悲鳴と怒号が飛び交う中、乗客は生死をかけて一斉に後方車両へと避難した。乗り合わせた乗客の一人は、すすけた頬で「逃げ遅れたら確実に死んでいた」と声を震わせた。車両は現場に3時間近く停止、各駅にも長蛇の列ができた。前代未聞の火災は、日本の大動脈を大きく乱した。

 「車内は停電し、空調も止まって蒸し暑かった」-。緊急停止から3時間余り、徐行と停止を繰り返しながら午後2時50分ごろ、火災のあった新幹線がJR小田原駅に着いた。消防や警察、駅員らでごった返す中、約800人の乗客は安堵(あんど)の表情を浮かべて、続々とホームへ降り立った。

 1号車に乗っていたという女性は「前の方から叫び声が聞こえて、他の人が逃げてきた。何が起きているのか分からなかったが、とにかく逃げた。怖かった。震えが止まらなかった」と話し、「もう新幹線には乗りたくない」と表情を曇らせた。

 運休が相次ぎ、多くの利用客が詰めかけたJR新横浜駅の窓口には、長蛇の列ができた。名古屋駅へ向かう予定だった男性会社員は「もう2時間も待っている。疲れたが他の手段がない」と途方に暮れていた。

黒煙充満、鼻突くガソリン臭…

この記事は有料会員限定です。

月額980円で有料記事読み放題/100円で24時間読み放題のコースも。詳しくはこちら

火事に関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング