県教育委員会は27日、横浜市内に住む小学2年生の男子児童(7)が県立武道館(同市港北区岸根町)の道場の窓から転落し、頭の骨を折る事故があった、と発表した。男子児童は重傷で入院しているが、命に別条はないという。
県教委によると、男子児童は25日午後6時40分ごろ、同館2階にある小道場で地域のスポーツクラブ練習の休憩時間に、窓(高さ1・5メートル、幅2メートル)から約5メートルの下のコンクリート地面に落ちた。窓は木板で覆われているが、窓との間に30センチほどの隙間があるという。事故当時、道場には他の児童と保護者ら約20人がいたが、誰も気づかなかったという。
県教委は今後、網を張って隙間を通れないようにするとしている。