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公園で健康づくりを 横浜市が遊具設置や冊子配布

社会 | 神奈川新聞 | 2015年6月26日(金) 03:00

 市民の健康づくりに公園を活用してもらおうと、横浜市が本格的な対策に乗り出す。公園の活用法を紹介する冊子を作るほか、健康遊具を設置するなどしてモデルとなる公園を整備。ソフトとハードの両面から公園における健康づくり活動の推進と普及を目指す。市の担当者は「公園は誰もが集え、健康づくりに適している。多くの人に活用してもらいたい」と話している。

 市公園緑地維持課によると、公園は市内には約2600カ所あり、うち約480カ所に「背伸ばしベンチ」や「腹筋ベンチ」「懸垂遊具」などの健康遊具が計約1200個設置されている。30年ほど前から公園の改修や新設の際に地元要望を受けて設置してきたが、担当者は「あまり活用されていない公園もある」と話す。

 市は本年度、市内に約2400ある「公園愛護会」を対象に公園を活用した健康づくりプログラムの冊子を作成・配布するほか、専門家による出張講習を行うなど公園での健康活動を支援する。

 また、他地域のモデルとなる公園も整備していく。健康づくりに積極的に取り組む愛護会や、健康関連イベントを公園で開催している区などと連携し、健康遊具を設置するなどのハードを整備する。本年度は市内4カ所程度を想定しているという。

 市は、歩数に応じて商品券が当たる「よこはまウォーキングポイント事業」を昨年11月に開始したほか、歩行空間を整備する「健康みちづくり推進事業」の検討に着手するなど、市民の健康づくり支援に力を入れている。担当者は「他の事業とも連携して健康寿命日本一を目指す」と話している。

 
 

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