海上自衛隊横須賀地方総監部(横須賀市)で22日、総監の離任・着任式が開かれ、各部隊の隊員ら約400人が参加した。新総監に道満誠一海将(56)が就き、前総監の堂下哲郎海将(57)は離任とともに退官した。
堂下海将は2015年に横須賀地方総監に着任。式典では「これからを担う諸君が海上自衛隊を良くしてくれるという信念のもと、安心して制服を脱ぐことができる」と感謝の言葉を述べた。
新総監の道満海将は、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増しているとした上で「隊員一人一人が任務にまい進できるよう、明るく風通しの良い自衛隊をつくっていこう」と訓示した。
道満海将は岡山県出身。大湊地方総監部幕僚長、海上幕僚監部監察官などを経て、前職は潜水艦隊司令官。