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児童200人分の情報一時紛失 横須賀市内の市立小

社会 | 神奈川新聞 | 2016年12月22日(木) 02:00

 横須賀市内の市立小学校の50代の男性教諭が、児童約200人分の住所録や成績のデータが入ったUSBメモリーを一時紛失していたことが21日、分かった。市教育委員会は、情報の流出は確認できていないとした上で「個人情報の持ち出し禁止を周知徹底する中で、不祥事が起きたことは遺憾。厳正に対処したい」としている。

 市教委によると、男性教諭は7月下旬、別の市立小で開かれた研修に参加し、私物のUSBメモリー入りの筆箱を紛失。11月中旬に返却されるまで、どこで紛失したか気付かなかった。USBメモリーには教諭の私的な資料を含め約1500ページ分の情報が保存され、担任を務めた過去5年分の児童の住所や通知表の下書きも含まれていた。

 市教委は、担任教諭が年度ごとに児童の個人情報を消去することを義務付けており、校外に持ち出す場合も校長の許可が必要としている。男性教諭は許可を得ておらず、「学校外で仕事をすることが多かった」と話しているという。

 学校は22日に保護者説明会を開いた上で、卒業生を含む約200人の自宅を個別に訪問して謝罪するという。

 
 

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