
米海軍横須賀基地(横須賀市)に配備されている原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)が11日、同基地を出港した。今回は長期整備明けの、数日間のテスト航海とみられる。
GWは昨年11月下旬に約2カ月半の航海を終えて同基地に帰港。その後は整備などを続けていた。
米海軍によると、2008年9月から同基地に配備されているGWは約25年ごとに必要という燃料交換、大規模修繕などのため米国に戻り、今秋までに同型の後継艦、原子力空母ロナルド・レーガンに交代する。
試験航海を終えたGWは再び同基地に帰港。その後間もなく出港し、空母交代のため現在レーガンが母港としている米西海岸サンディエゴに向かう見通し。