
全労連系の「第86回県・横浜メーデー」が1日、横浜市中区の横浜公園で開かれた。約2500人(主催者発表)が参加し、憲法改正阻止や労働者の生活改善などを訴えるメーデー宣言を採択した。
主催者あいさつで県労連の福田裕行議長は、安倍政権が集団的自衛権行使を可能とする安全保障関連法案の整備を進めていることに触れ「戦後70年の日本の歴史を覆し、海外で戦争できる国になるか否か、重大な岐路にいる」と強調、改憲阻止を訴えた。
また、共産党の畑野君枝衆院議員(比例南関東)は「『戦争立法』は国会でまだ議論すらされていない。安倍首相が訪米し、オバマ大統領にこの夏までに法案を通すと約束するとは言語道断だ」と批判した。
集会終了後、参加者は二手に分かれ市街地をデモ行進した。