横浜市鶴見区の鶴見川河川敷で、同区内に住む男子専門学校生=当時(17)=が放置され死亡した事件で、横浜地検は1日、暴行と保護責任者遺棄致死の非行内容で、いずれも17歳で区内に住む高校3年の男子生徒3人を横浜家裁に送致した。家裁は同日、3人について2週間の観護措置を決めた。地検は3人の認否や、家裁への意見の内容を明らかにしていない。
送致内容は、昨年12月23日、同区市場下町の鶴見川河川敷で、酒を飲まされ寝込んでいた男子生徒を殴ったり川に落としたりして暴行。その後、河川敷に放置して死亡させた、としている。
県警によると、死亡した男子生徒と3人は区内の同じ市立中学の同級生。22日夜から23日朝にかけて、ゲームの敗者が焼酎やウオツカを飲む遊びをしていた。逮捕時、3人は「起こすために暴行した」などと供述していた。