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読書増へビンゴゲーム 子ども対象に 三浦市の図書館で

社会 | 神奈川新聞 | 2016年12月20日(火) 10:42

三浦市図書館本館で配布されているビンゴゲームの用紙
三浦市図書館本館で配布されているビンゴゲームの用紙

 子どもたちに図書館に足を運んでもらおうと、三浦市図書館は本館(同市城山町)で幼児や小学生を対象にしたビンゴゲームを行っている。本を貸し出す際に専用の用紙にスタンプを押し、手作りの“賞品”をプレゼントする趣向だ。同図書館は「子どもたちが読書に親しむきっかけをつくりたい」と話している。

 幼児、小学生低学年、小学生高学年以上向けの3種類を用意し、本館カウンターで用紙を配布。マス目は縦3列横3列の計九つあり、例えば小学生低学年向けでは「季節の本」「外国の物語」「食べ物が出てくる本」などのジャンルを設定。各ジャンルの本を借りるとスタンプが押され、1列埋まるとしおり、すべてのマスが埋まるとメダルなどをプレゼントする。

 市立図書館3館での子ども向け貸し出し冊数が減少する中、市教育委員会は3月、第2次市子ども読書活動推進計画を策定しており、ビンゴは同計画の一環。同図書館は「普段読まない本も借りる機会が増え、興味の幅が広がれば」と期待している。

 ビンゴは来年2月1日まで。本館は午前9時から午後5時(火、金曜は午後7時)まで。休館日などの問い合わせは、同図書館本館電話046(882)1111。

 
 

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